教員採用試験に失敗。就活か留年か?

教員採用試験の二次がうまく行きませんでした。教員になることしか考えていなかったので、業界や企業のことなどまったくわかりません。これから就活しても間に合いますか?(これから就活するにあたって何をすればいいでしょうか?) 無理なら学校に残って来年また教員を目指すことも考えています。

(教育学部4年/亀の手)

どれくらい強く教員になりたいと思っているかがカギ

 まず結論から。今年(2018年3月卒)の就活はいわゆる「売り手市場」だったため、中小企業を中心に、人材確保ができていません。上場企業などの有力企業は難しいですが、そのような企業であれば、今からでも就活は間に合います。実際、近年の事例でも、年明けや卒業ギリギリの3月に就職先が決まった例もあります。

 さて、「では、あなたはどうすべきか」という問題です。
これはひとえにあなたがどれくらい教員になることに強い思いを持っているか、にかかっていると思います。「どうしても教員になりたい」という強い思いがあるのであれば、来年再チャレンジすべきでしょう。
 その場合、学校に残る(留年する、という意味ですね?)ことは考えず、卒業した方がいいと思います。
 最近は正規教員が不足状態にあり、臨時採用教員に登録ないし応募をすれば、採用になるケースも多いようです。臨時採用教員として勤務しながら試験勉強を行うか、経済的な余裕があるのであれば、予備校などに通い、試験対策に集中した方が来年以降の合格への近道ではないでしょうか。

 一方、実はこれまであまり深く考えておらず、試験に落ちた現実を突きつけられて、教員への意欲が萎んでしまっている、あるいは来年試験に立ち向かう気力が失せている状態であれば、就活に切り替えるのもひとつだと思います。
 ここはよく考えて、自分の本心と向き合い、後悔しない選択をしてください。

(注)
自治体によっては、一定期間臨時採用教員として働くと、教員採用試験で免除科目などがある場合もありますから、志望自治体の試験制度はよく調べておくといいと思います。なお、臨時採用は登録していても、声が掛からないケースも多くあります。

(2017.11.30)

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