親や先生に就職を反対されている

一般企業に就職したいと思っているのですが、先生や両親に反対されています。ピアノの先生か学校の先生になってほしいようですが(両親ともに教員です)、私は、仕事をしながらピアノは習い続け、将来結婚して子育てが一段落したらピアノ教室を開くのもいいなぁと思っています。先生や両親に納得してもらうためのいいアイデアはありませんか?

(音大2年:@)

決意が固くなければ、まずは音楽を

 「音大に行かせたのだから音楽に関わりのある職業に就いて欲しい」―――音大生の親御さんには、このようなお考えを持つ方は多くいらっしゃいます。ただ、その思いの強さはご家庭によりさまざまです。
 このような相談を毎年数件受け、何が何でも教員か音楽教室に、という強硬な親御さんも中にはいらっしゃいますが、ほとんどは親子間で進路についてよく話し合うことで相互理解が得られている気がします。

 まずは先生や親御さんがなぜ教員かピアノの先生になってほしいか、その理由をよく聞いてみることだと思います。ご両親がともに学校の先生とのことですが、このような場合、自分たちがよく知らない教育業界以外世界に子供を行かせるのは不安だ、というケースがよくあります。また、まだ2年生ですから、余計なことを考えずにまずは音楽で身を立てられるくらい音楽に打ち込んでほしい、との願いがあるかもしれません。
 私もまだ2年になったばかりなら、まずは音楽に打ち込んでいろいろチャレンジしてみては? と思います。せっかく音大というチャレンジの舞台に立っているのですから。

 「仕事をしながらピアノは習い続け、将来結婚して子育てが一段落したらピアノ教室を開く」―――この道はとても現実的な道だと思います。これで成功している音楽教室も数多くあります。ただ、今はこの道に決め打ちするよりは、音楽に打ち込むときでしょう。進路を決めるのはそれからでも遅くないと思います。
 もし、どんな仕事に就きたいのか決まっていて、その決意が固いのであれば、その仕事に就くための準備に入ってもいいのかもしれません。宅建士、簿記2級以上などそう簡単には取れない資格取得やTOEICなどの語学試験での高得点は、一般企業就職での差別化要因になり得ます。
 ただ、これも注意点がありますので、ぜひ『目からウロコの就活術』P.185〜186をご参照ください。

 先生やご両親を納得させるためのアイデアもありますが、それはもう1年音楽に打ち込んでも状況が変わらなかった場合にお伝えしたいと思います。質問にストレートにお答えできていませんが、それが質問者さんのためだと思いますので、お許しください。

(2017.6.22)

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