オーケストラ団員になるには?

ヴァイオリンで音大入学を目指しています。将来は、オーケストラに入団していろんな作曲家の曲を演奏したいと思っています。今のところ留学などは考えていないのですが、音大に入ったあと、どのような活動をすればいいですか。教えてください。

(高校2年:カッシー)

パートごとに募集→オーディション

 ぜひ音大に入学してオケマン(ウーマン?)になってください。オーケストラであれば、いろいろな作曲家の曲を演奏できると思いますよ。ただ、このご質問は、音大卒ではない私にとっては難問です(笑)。詳しくは、音大入学後に師事する先生などに聞いたほうがいいと思いますが、オケのオーディションに合格したと報告に来てくれる卒業生からのお話や、大学に送られてくるオケの楽団員募集要項などからわかる範囲でのお答えとなる旨ご了承ください。

 さて、プロのオーケストラには、ごく一部スカウトや紹介で入る人もいますが、ほとんどはオーディションを受け合格しなければなりません。音楽大学には毎日のようにオーケストラ・パートの募集が来ています。ほとんどがパートごとで、「フルート2番奏者」「トランペット(首席)奏者」といった具合です。ヴァイオリンは、コンサートマスター、第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリンなどの募集がありますが、第一、第二を区別せず、「ヴァイオリン奏者(tutti)で募集することもあります。手元に某有名交響楽団の募集要項がありますが、「ヴァイオリン(tutti)奏者募集 若干名」となっています。書類選考、第一次審査、第二次審査が行われるようです。
 このクラスの楽団になると、他のプロのオケの楽団員が応募してくることもあるようですし、都内のオケは競争率が高いので、地方のオケを積極的に応募する人も多くいます。もちろん交通費は自費ですので、経済的には結構大変です。それでも地方のオケに入れれば、そこで活動している中で実力をつけ東京の有名オケへの道も近づきます。このように厳しい世界ですから、音大を出てすぐ希望の楽団に入るには、かなりの実力が必要になります。

(2017.4.7)

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