地方の公共ホールで働くには?

音大2年生男子です。卒業後は地元に帰って仕事をしたいと思っているので、できれば公共のホール(地方なのでクラシック専用ではありません)で働きたいと思っています。こんな基本的な質問で申し訳ないのですが、採用されるにはまず地方公務員になる必要があるのでしょうか。

(音大2年:カモネギー)

3つの道があります

 いえいえ、申し訳ないなんてことないですよ。大学を出て社会人になるというのは何かと不安があるものです。ご遠慮なくご質問ください。
 公務員として安定した職場や収入を確保したいか、公共ホールで働くこと自体を重視するかによって答えは違ってきます。

 まず、安定して自治体の公共ホールに勤務したいのであれば、地方公務員試験に合格して公務員になる必要があります。
 また、公共ホールが自治体ではなく、地域の「芸術振興協会」のような第三セクターなどが運営している場合はそこの採用試験を受け、合格する必要があります。留意点としては、地方の公共ホールの職員数は契約職員も含め、10人以下のところが多く、毎年採用があるとは限らないことです。また即戦力が求められることから、応募条件は既卒可が一般的で、その方が有利な場合が多いと思います。
 なお、最近は自治体や第三セクターが直接運営せず、運営を民間に委託している場合も多くあります。公共のホールで働くこと自体を重視するのであれば、このような企業に勤めるのもひとつです。ただ、民間委託は入札制ですので、ひとつの民間会社が特定のホールを長期にわたって委託できるとは限りませんので、この場合は地元のホールから離れなくてはならなくなる可能性もありますのでご留意ください。

(2017.4.7)

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