自分に合ったB to B企業を探すには?

自分が入りたいと思っていた企業が、競争率の高い企業ばかりだということがわかりました。「B to B企業にも目を向けるとよい」と聞き、改めて企業探しをしてみたのですが、志望業界や企業がなかなか絞れません。自分に合ったB to B企業はどのようにして探せばよいのでしょうか。

(芸術学部3年:豆ぞう)

意外と日常生活で目にしているはず。書籍も参考に

 私も自分が経験ありますが、自分で身近に感じていた企業が、調べてみるととんでもない競争率だということがあります。音大生ですと音楽事務所やCDレーベルのような企業、一般大学ですと航空会社、総合商社、旅行会社、メガバンクなどが該当するでしょうか。
 また競争率が高く、仮にそれに受かったとしても最近某大手広告会社で明らかになった厳しい労働実態がないとも言えず、改めて就活の難しさを感じます。同社は厚生労働省が選ぶホワイト企業にも選ばれていました。
 その意味で「B to B企業にも目を向けるとよい」というのは耳を傾けるべきアドバイスだと思います。

 「B to B企業」というのは、企業を顧客とするため私たちが知らない企業が多いのですが、じつは業界では超有名企業とか、有力企業という場合が多くあります。
調べ方としては、大きく3つあります。ひとつは『業界地図』『就職四季報』などの書籍をあたることです。『就職四季報』などは分厚いので全社読むのは大変ですが、気になる業界や企業には目を通しておきましょう。『業界地図』には付録で主要品目のシェアなどが付いている場合があり、参考になると思います。

 次に日常生活でいろいろなものに興味を持つことです。例えば回転寿司店に行った時。私の家の近くの回転寿司店では、壁に掛かっている寿司ネタのメニュー札と並んで「鈴茂器工」というプレートが掛かっています。この会社は寿司握りロボットの1企業です。また、冷蔵ケースをみるとペンギンマークか「HOSHIZAKI」というロゴが入っている場合が多いです。ホシザキは業務用冷蔵庫やビールサーバーで約7割のシェアがあるとされる企業です。あるいは寿司を運ぶコンベア。石野製作所が6割のシェアを誇ります。
 このように、日常の何気ないところに企業は強みを発揮しています。自動車も、トヨタや日産という完成品メーカーばかりではなく、バックミラー、シート、ガラスなど、調べてみるといろいろなB to B企業が関わっています。

 その他にはやはり大学のキャリアセンター、就職部(課)の活用ですね。その大学で人気のあるB to B企業や、採用担当者の訪問を受けたB to B企業なども紹介してもらえると思います。あと、B to B企業に限らず、辞める卒業生の多い企業や勤務がきつくて相談が多い企業の情報などもあると思います。

(2017.2.21)

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