学校の吹奏楽部の先生になるには?

吹奏楽部でトランペットを吹いています。将来、学校の音楽の先生になって吹奏楽部の指導ができればいいなと思っているのですが、どうすればなれるのでしょうか。

(中学3年:ファンファーレ師匠)

大学の教職課程を履修し採用試験受験を

 すてきな将来像ですね! ぜひその未来に向けてがんばってください。吹奏楽指導の先生にはピアノや声楽出身の先生もいますが、多くは管打楽器専攻の先生方です。ぜひ今のトランペットをしっかり学び、音楽大学や国公立大学の音楽学科で専攻するといいと思います。
 バンドトレーナーなどの立場で吹奏楽部に関わる場合は特に資格は必要ありませんが、よほどトレーナーとしての実力がないと指導依頼がきませんので、収入面で不安定になる場合があります。できれば学校の「音楽の先生」として吹奏楽指導にあたる方向で考えてみてはいかがでしょう? ただ、先生になるのは結構大変です。小学校や中学校の先生とは、いつも接しているので身近に感じると思いますが、その試験はなかなか難しいんですよ。それに合格しなければなりません。  そして、受験するには教員免許が必要で、大学で教職課程を履修し終える必要があります。まだ先の話ですが、大学を受験する際、その大学で取得可能な教員免許は何か、よく確認してくださいね。国立大学は小中高校の免許が取れる大学が多いようですが、私立大学では中高のみの場合もあります。
 この教員免許を持っていると、公立も私立も教員採用試験を受けることができます。公立は都道府県、政令指定都市(大阪市や横浜市などの大都市)単位で実施され、私立は個別の学校ごとに試験が実施されます。
 私立は最近の少子化で専任の音楽教員は減少傾向にあり採用試験はとても厳しいようで、都内ですと普通に50倍や100倍になるようです。公立学校の採用試験は毎年1回で、一次試験、二次試験があります。競争倍率ですが、東京都の公立学校教員採用試験の場合で27年度実施分は、中学・高校共通で8.3倍、小・中学共通4.7倍でした。

(2017.1.11)

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