先生の意見との食い違い

音大1年生の母です。本人は一般企業への就職も視野に入れていますが、先生から強く演奏家(大学院)への道を勧められているようです。どのようにアドバイスすればよいでしょうか?

(保護者:匿名)

学年ごとの目標を設定し判断してみては

 音楽大学の1年生であれば、まずは演奏をしっかり勉強してみてはいかがでしょう? そして、1年、2年、3年時の目標とする到達レベルをあらかじめ先生とすり合わせておくといいですね。
 先生が「演奏家になれる」とおっしゃるのであれば、そのためには最低限クリアすべき水準というものがあるはずです。たとえばピアノであればピティナのコンクール最上級に出演とか、ヴァイオリンであればメンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーの協奏曲は自由自在に弾きこなせるとか。そのような目標を学年ごとに設定し、3年次の到達度合いでプロを目指すかどうか判断してみてはいかがでしょう。
 声楽などは声が安定するのが20代後半から30代くらいと言われているようで、その道で生きて行けるかどうかの判断ができる時期が難しい場合もあるようです。ただ、30歳になってから音楽以外に方向転換をしたいと思ってもなかなか難しいでしょうから、私は、可能な限り、ある程度のめどは大学生のうちにつけた方がいいと思っています。

(2016.7.27)

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