ニュー・スタンダード・ピアノ曲集


ハノン・ピアノ教本 New Edition 
小鍛冶邦隆中井正子 解説

ピアノ・テクニックを養成する定番教本のNew Edition。中井正子氏が、ピアノを指導する視点から、ハノンを練習するにあたって心かげることや、練習方法について解説を加え、アクセントやアーティキュレーションの変奏、リズムの変奏、移調など、さまざまな練習方法を紹介。「ハノン」をたんなる指のトレーニングの教本とせず、音楽的に学習することを提案する。また、小鍛冶邦隆氏が作曲者の視点から、この教本がいつ、どのような目的で作曲されたのか、教材としてどのような特徴をもち、ハノンが提案するピアノ・テクニックは、どのようなものであったのか、解説する。楽譜は古い資料をもとに見直し、新たに浄書して版を作成。文中の解説の訳をよりわかりやすいものとし、製本も改良。「使いやすい教本」へと生まれ変わる。

 


●効果的に練習しよう!

 

「ハノン」は,目的意識をもって自主的に練習に取り組めば,練習が自然に楽しくなり,効果が上がる教材です。NewEditionでは,「ハノン」の意図や目的・使い方を解説して,練習をもっと「音楽的に」「効果的」に行うことを提案します。

 

作曲者の視点を与える

作曲者ハノンとは誰なのか、「ハノン・ピアノ教本」がどのような観点で作られたのか,取り上げられた音型はどのような特色をもっているのか,小鍛冶邦隆 氏が作曲家の視点から解説します。

 

練習方法を解説する

練習の際に注意するべきことを改めて解説し,無理な練習・むだな練習を防ぎます。アクセントやリズム,アーティキュレーションの変奏,移調など,さまざまな練習方法を紹介。練習に変化をつけて積極的に取り組むことを提案しています。

練習方法の指示を読みやすいように改善(PDF)

旧版の訳を一新し,練習方法がよりわかりやすくなるように改めました。楽譜も全面的に版を改め、大変読みやすくなりました。

 

 

 

 

   

解説:小鍛冶邦隆 (こかじ・くにたか)

作曲家。東京芸術大学作曲科卒。永富正之、松村禎三に学ぶ、在学中より山田一雄のアシスタントをつとめ、同大学院を経て、パリ国立高等音楽院作曲科、ピアノ伴奏科で、メシアン、ピュイグ=ロジェ他に、およびウィーン国立音楽大学指揮科でスウィトナーに学ぶ。クセナキス作曲コンクール第1位、入野賞、文化庁舞台芸術創作奨励賞、国際現代音楽協会(ISCM)「世界音楽の日々」他に入選。CDに「愛の歌」(フォンテック)他。現在東京芸術大学作曲科講師。

 

解説:中井正子 (なかい・まさこ)

東京芸術大学音楽学部附属高校在学中、パリ国立高等音楽院に留学。ピアノ科を審査員全員一致の1等賞首席で卒業。また、室内楽、研究科を経て、ジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞、ロン・ティボー国際音楽コンクールのフランス音楽特別賞他を受賞。パリ、リヨン、ワルシャワ等でのリサイタルの他、国内でも都響、新日フィル等を初め多数のオーケストラと共演、リサイタル、放送等の演奏活動、またフォンテックよりドビュッシーとスクリャービンのCDが出ている。1995〜6年ドビュッシー全ピアノ作品を日本人として初めて4夜にわたって演奏。また1997年にはラヴェルの全ピアノ作品を2夜にわたって演奏。1998年よりショパン没後150年を記念して5回のショパン演奏会を開催。2003年からシューマン・シリーズが開催され、好評を得ている。

楽譜「ラヴェル・ピアノ作品集」、「ドビュッシー・ピアノ作品全集」を校訂、刊行中。また、留学記「パリの香り、夢みるピアノ」をショパン社より出版。現在、2度目のドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏(主催・朝日新聞社)、さらに全曲CD(ALMRECORDS/コジマ録音)、全曲楽譜校訂によるドビュッシー・プロジェクトが進行中。桐朋学園大学、東京芸術大学講師。

     


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